浮気調査体験談③

夫の浮気に気がついたのはとても些細なことで、夫の体臭に違和感を感じたのがキッカケです。

ことの発端は２か月前の夏のことで、帰宅した夫から汗のにおいが全く感じられないということが幾度もあったのです。
夫の体臭は普段から臭う訳ではなく、私の鼻が効くということなのですが、毎年この時期になると汗にプラスして少しばかりの加齢臭も漂うようになってきたので、毎シーズン、ボディーソープを変えたりといろいろ気にかけていたのです。

体臭が感じられないのは良いことなのですが、これが毎日ではなく時々ということであれば、外でシャワーを浴びているのではないかと不信感が増して来るのも当然です。
夫はごく普通のサラリーマンですから、会社にシャワーなどの入浴施設があるとは考えにくいですし、もし外でシャワーを浴びたならば、シャンプーやボディーソープの香りが漂ってこないという点にも違和感がありました。
そこが普段から鼻が効くという私の事を知っている夫ならではの偽装工作だと考えれば、納得がいきます。

それ以外にも家の中でも携帯電話を手放さなくなったり、いつの間にかパスワードを設定していたという点でも不信感が増したので、早めの対応として探偵事務所に夫の浮気調査をお願いすることにしました。

調査方針について話し合いをしている際に、私がこれまで記録してきた夫のスケジュールを見てもらったところ、担当の調査員から細かいと驚かれました。
この詳細な夫の記録が功を奏し、浮気が疑われる曜日を特定することができ、その前後を含めた日程で調査を行うことになりました。

調査の結果、事前の予測通りの日に、夫は会社の同僚と思われる女性と浮気をしており、ホテルに入りました。
その前に立ち寄ったバーのスタッフによれば、ここ２ヶ月の間、二人連れ立って度々店に訪れているということも判明したそうです。

私としてはまだ別れるつもりはないのですが、夫のしていたことはとても許されるものではないので、夫には何かしら誠意を見せてもらった後で相手の女性にもきっちり責任を取らせようと、現在、着々と準備を進めています。

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