浮気調査のデメリット

探偵事務所に浮気調査を依頼することは非常に多くのメリットを含みますが、その一方で少なからぬデメリットも存在します。

先ず、浮気調査をすることにより真実が白日の下にさらされることになる訳ですが、それが、配偶者に怪しい事実がなく潔白の調査結果がでれば良いものの、逆に疑いが的中する結果になってしまった場合には、心に多大な負担を抱えることになります。

悩みはくよくよ悩むことで辛さが増すばかりでなく、真実を知ることにより更に辛さが増してくる場合もあるのです。
もちろん浮気の事実が判明した後に、前向きに信頼関係を改善しようと考えたり、その逆に離婚に向けて強い決断ができるのであれば、心機一転新たな目標に向かって気持ちをすすめることもできるのですが、全ての人がこのようなポジティブで強い心を持っているわけではありません。

世の中には知らない方が上手くいく事も沢山ありますが、ずいぶん後から浮気の事実を知らなかったことを後悔する事もあるので、自分自身の本心がどうであるかよくよく確認し、浮気に対してはある程度の覚悟を決めておいた方が良いでしょう。

続いての浮気調査を行うことによるデメリットとしては、調査料金として一定額の支払いをする必要がありますので、そのための費用を準備する必要があるという点が挙げられます。

一般的に探偵事務所に調査を依頼した場合には多額の費用がかかると言われています。最近では以前ほどの天井知らずの料金システムという事はありませんが、それでもまとまった費用が掛かってしまうのは仕方がありません。

浮気をしている配偶者の場合、家庭に生活費を入れてなかったり、貯蓄を持ち出し浮気相手と駆け落ちしてしまうというケースもあるので、ある程度懐に蓄えや余裕がなければ、探偵への調査以来は難しいといえます。その点、家計への経済的負担が大きいことはデメリットと言って良いでしょう。

ただ、調査によって配偶者の浮気が確定的となり、離婚裁判に勝つことが出来れば、後々、慰謝料を配偶者と浮気相手の双方に請求することが出来る上に、離婚に至れば財産分与や養育費などを得ることもできる為、手続きが済みさえすればプラス収支になるといえます。そういう意味では、経済的な余裕が生まれる可能性もあるため、一概に探偵へ依頼することが経済的にマイナスであると言い切ることは出来ません。

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